網走で、唯一お米を栽培しているのは、本校卒業生の保護者である福田農場さんです。
しかも!水稲栽培ではなく、陸稲栽培です。
今日の給食では、その福田農場さんが収穫したお米が提供されました。
網走では初めてのことです。
そのため、福田さんによる講話が行われ、多くの報道関係者が集まりました。
「皆さんには夢がありますか?」
という言葉で始まった講話では、お米を作ろうと思ったきっかけや、福田さんの夢、今日に至るまでの8年間の歩みについてお話がありました。
この寒い網走の地で、陸稲栽培をするというだけでも驚きですが、一番感動したのは、栽培を始めるきっかけです。
収穫量が増えるまでには多くの苦労があったにもかかわらず、
「食材が高騰する中、網走産のお米を提供することで、おかずやジャムなど子供たちが喜ぶ食材を出してもらえるようにしたい。おいしいお米を出したい。」
という夢の実現のため、頑張ってこられたそうです。
子供たちも、夢を実現させていく福田さんの思いに触れ、真剣に耳を傾けていました。
そして、報道関係者からのインタビュにーもはきはきと答えていました。
陸稲栽培のお米は最高においしくて、笑顔で食べていました。