2016年1月26日火曜日

糸満産を学ぶ!

 今日は、沖縄友好都市給食として、『クーブジューシー・魚そうめん汁・シークワーサーゼリー・牛乳』というメニューでした。


「クーブ」は昆布。
「ジューシー」は炊き込みご飯のことです。
「魚そうめん」は魚のすり身を糸状にしたかまぼこです。
クーブジューシー

魚そうめん汁
網走から遠く離れた沖縄県の友好都市である糸満市。平成13年から友好都市として交流が続いています。
 給食後の5時間目には5・6年生に市の交流職員の方に沖縄歴史や食文化について、お話ししていただきました。
 糸満市は本島の最も南に位置し、戦争中は最も激しい地上戦が行われた地で、たくさんの命が失われました。
兵隊の中には北海道出身者が多かったことから、北海道の慰霊碑もあるのだそうです。
また、日本に返還される前は右側通行で円ではなくドルを使っていたこと。エイサーや真っ青な遠浅の海の写真なども紹介してくださいました。
 食文化については、魚の種類が熱帯魚の様に色鮮やかであったり、沖縄にはおせち料理がないので、お雑煮は食べない。
ソーキそばはそば粉を使わないので、本当はそばとは言えない。
沖縄は豚を食べることが多く、内臓を含め、ひづめ以外は全て食べる。
 日本の北の端と南の端。
食文化には大きな違いに驚くことがたくさんありました。
お正月に帰省して網走に戻ったとき、沖縄は27度、網走は-11度だったそうです。
日本は広いですね。

 子どもたちの中には沖縄に行ったことがある子もいて、真剣にお話しを聞いていました。
実際の給食はとても美味しかったようで、おかわりもなくなるほどでした。
子どもたちは笑顔いっぱい、美味しくて、とても勉強になった給食になりました。 

貴重なお話しをありがとうございました。