2014年9月22日月曜日

体験を通して学ぶ

今日はいもほりの体験学習でした。
5月に植えたいもがすくすくと育ち、今日、収穫をむかえました。
子供たちはいもほりを通して、いもの成長の様子を知ったり、そこに関わる人について学んだりします。
いもほり体験学習のねらいは、次のようになっています。

いもを収穫する体験を通して、いもの育つ場所や成長の様子に関心をもち、生命をもっていることや成長していることに気付き、生き物への親しみをもち、大切にすることができる。

これは1・2年生生活科のねらいです。



地域で生産される主要作物の一つであるいもの収穫を体験する中で、いもの生産に従事している人々とのふれあいを通して、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し自ら生活を拓いていく力を育てる。

3~6年生の総合的な学習の時間のねらいです。
一つの体験学習にこれだけのねらいが込められています。

・土に、いもに直接触れる
・友達と一緒に収穫する
・協力していただいた方の話をしっかり聞く等、人とのふれあいを大切にする。
等々、学校では子供たちの教育活動に、様々な願いをもって取り組んでいます。


1年生の算数の活動です。
かたちの学習です。
教科書で形を見ただけでは、かたち(立体)をつかむのが難しい場合があります。
色々なかたちの箱などを実際触ってみたり積み重ねたりすることで、平面や曲面等を実感していきます。
例えば、
・曲面(特に球)だと、積み重ねるのが難しい
・面が広いと、積み重ねるとき安定する
必ずしも、このような考えをもつことはできないかもしれませんが、活動を通して感じていくことも算数では大切なことです。

ぜひ、一つ一つの教育活動の「意味・ねらい」を感じ取っていただきたいと思います。