2月9日(金)網走市東部三校PTA連絡協議会研修会が、東小学校で行われました。
岩井孝浩氏による、講演会です。
講演のテーマは『子どもたちを取り巻くインターネット環境の実態と課題~依存症の危険性~』
講演会と聞くと、堅苦しいイメージを持たれるかもしれませんが、今回の講演会は岩井先生の明るい語り口の中に、身近な危機感をじわじわ感じさせてくれるとても引き込まれまれるものでした。
インターネットの様々な問題は、決して都会だけで起きていることではなく、網走においても同様で「身の回りにある危機」を実感させられるものでした。SNS等の投稿は、一度アップされると全世界で閲覧でき、「デジタルタトゥー」と言って消そうとしても、完全に消しきることはできないものになります。
小学校の高学年になると、スマホを持つ子が増えてきます。
同時にSNSによるいじめやLineはずしなどのトラブルの心配が増えます。
トラブルが起きたとき、保護者・学校・教育委員会等で、どう対応するかも考えさせられました。
人間関係のトラブルだけでなく、全世界では「自殺に導くネットゲーム」も出てきていて、実際にたくさんの自殺者がでているそうです。他国の話ではなく、極々身近な問題です。
子どもが、居間でスマホ画面を見せないよう、テーブルに伏せて置いていたら、要注意です。異変に気づけるよう、家族での会話は重要です。
1時間少々の時間ではとても足りない講演会になりました。
もっともっと、お話しが聞きたいと思いました。
今回、参加できなかった方々には、別の機会があれば是非聞いていただきたいと思いました。資料だけでも欲しい方は、学校にご連絡ください。
みなさんのお家では、どうでしょう。スマホや通信ゲームの使い方、お子さんとのルールはどうなっていますか?