NHK札幌放送局と道内の小学校4校をリモートでつなぎ、メディア・リテラシー教室が行われました。
一緒に参加したのは、旭川市、平取町、乙部町にある小学校の6年生です。
メディア・リテラシーとは、メディアから得た情報に対して、自分で考える、確認するといった行為を通して情報を見極めるスキルのことで、「画像や映像のねらいを読み解こう!」というテーマのもと、事前課題の発表や話し合いを交えて授業が行われました。
まずは、自分達で撮った写真3枚を使って、学校や地域の特色を伝える学校紹介をし合いました。
課題の二つ目は、事前配布された16枚の画像の中から、町のケーキ屋さんの魅力を伝えるために、CMのようなイメージでよりよく伝わる画像を4枚選ぶというものでした。
それぞれ、学校ごとに代表の子が選んだ画像とその理由を発表し、選んだ画像によって、印象がどのように違うかを体感しました。
その他に、編集による印象の違いや画像加工はどこまで許されるのかといったことについても考え、意見を発表し合いました。
なかなか、他校の子供たちと意見交換することがないので、子供たちはかなり戸惑っていましたが、いろんな考え方に触れ、メディアの受け手、送り手、それぞれが大事にしなければならないことについて学ぶことができました。