2024年2月15日木曜日

高齢者疑似体験

 今、5・6年生の総合的な学習では、福祉について学んでいます。

今日は、社会福祉協議会の方にお越しいただき、高齢者への理解を深めるための学習を行いました。

最初は、日本全体が高齢化社会になっており、網走でも3人に1人が高齢者であるという現状や、高齢者の体の特徴、困り感、高齢者の子供時代はどのような時代だったのかなどを学びました。

そして、その後、実際に高齢者の方の疑似体験をしました。

白内障の見え方になるメガネ、耳の聞こえが悪くなるヘッドフォン、指先がうまく使えないようにするための手袋、重りの入ったベストや履物などを身に付けて、準備完了です。

実際に色を識別したり、階段の上り下りをしたり、食事、服の着脱、小銭の出し入れなどをやってみると、予想以上に大変で驚いていました。

自分の曾祖父母や祖父母のとっている行動の訳が分かった子も多かったようです。

年はみんな平等に取っていきます。

体が不自由な方や高齢者に優しい社会を創っていく人になってほしいと切に願います。