2015年6月22日月曜日

「読む活動」と「実践する」(国語科と道徳の時間の研究)

本校は、道徳教育を研究の柱に置いています。
しかし、道徳教育の充実を図るためには、教科等の力も必要であることを改めて認識しました。
そこで、昨年度から国語科と道徳の時間の研究を進めています。

今年度の研究の副主題は、
読む活動を重視した授業づくりを通して、じっくり考え実践する子供を育てる」です。
国語科・道徳に共通して行う学習活動に、「読む活動」が挙げられます。

国語科の「読むこと」…教材文等と関わる
道徳の時間の「読むこと」…資料(副読本や「私たちの道徳」等)と関わる
読む目的等、ねらいは異なりますが、読む活動を通して力や心を育みます。

あと、「実践する」子供を育てることも共通点です。
国語科の「実践する」…基礎的な学習内容を習得し、活用する(単元を貫く言語活動を通して)
道徳の時間の「実践する」…学んだ道徳的価値を、実生活等で道徳的実践力という形で発揮する
このようなことを意識しながら、日々の授業を大切にしています。

本校では、7月7日、10月16日に公開授業、公開研究会を行い、研究の成果と課題を明らかにしていきます。