2015年5月13日水曜日

校風をつくる

5月12日(火)
 職員室の窓を開けると、初夏の空気と一緒に海の香りが飛び込んできました。
 休み時間や放課後に外で遊んでいる子供たちを見ていると、「仲の良い学校だなあ」と感じます。1年生から6年生までが同じ遊びをして盛り上がっています。よく見ると、高学年の子供たちが、遊びの中で様々な動きをしていることに気付きます。低学年を楽しませようと鬼ごっこの鬼をかって出たり、危ないからとブランコの後ろを通らないように言い聞かせたりしています。こちらでは転んだ子に声をかけている高学年の子もいます。
 みんなが伸び伸び遊べているのは、さりげない高学年の気遣いがあるからです。そんなお兄さんお姉さんと一緒に遊んでいる低学年は、知らないうちに遊び方や集団生活のルールを身に付けていきます。そして、いつかその子たちが高学年になっていきます……。
 こうして校風が作られていくのだと、子供たちの姿を見て思いました。