2025年6月2日月曜日

子供たちの学びの姿~「学び方を学ぶ」~

5・6年生の国語複式の授業です。説明文の構造や要旨を読み取る学習です。教師は、単元で学ぶことを学びの主体者である子供たちと共有しています。そのために子供たちは、本単元で「何を学ぶのか」を理解し、複式授業において自主的に取り組むことができています。







子供たちは、内容を読み取りながら要旨をまとめました。どの子も、最後まで書き切りました。このように活動時間を十分に確保しながら書く経験を積み重ねていくことが大切です。




2年生の国語の授業では、大妻女子大学の樺山敏郎氏が提唱している「ラーニング・マウンテン」を導入した授業が実践されています。


樺山氏は著書の中で、「教師は、学習者にとって現在から未来にわたって必要となる資質・能力を捉え、そこに向かって学習者が「どのように学ぶか」というプロセスに意図的に関わっていく~」 とし、そのためには、「この「ラーニング・マウンテン」により、子供の主体的な学びを促進するために、単元全体の学習プランとして共有する」と述べられています。


本校で取り組んでいる「
自由進度学習」を通した自律的学習者の育成の成果は、日常の授業においても育みながら、子供たちの確かな学びに繋げていく取組を推進してまいります。