5年生の総合的な学習で、濤沸湖周辺の水がどの程度綺麗に保たれているのかを調べました。
水鳥湿地センターの秋山さんにご指導いただき、濤沸湖に開く丸万川の河口付近で、ph(酸性度)、COD(科学的酸素要求量)、亜硝酸態窒素量などを測定しました。
phは大気汚染による酸性雨などで減少し、低すぎると生物の住みにくい水になります。
CODは水中の有機物の量を示し、高すぎると生活排水などで水が汚れていることになります。
亜硝酸態窒素量は農業肥料などのうち乳児などに有害性を示す成分の濃度を表します。
これらの項目を検査した結果、濤沸湖に流れ込む水は、昨年度調べた時よりもずいぶんきれいになっていることがわかりました。
地域に住んでいる人たちの努力で、きれいな湖が守られていることを実感することができました。