例年通り、センターの秋山さんが指導に当たってくださいました。
観光に来た大人や外国人に向けて作られた映像とのことですが、ラムサール条約にも指定された重要な湿地としての濤沸湖について、小学生にもわかりやすくまとめられた映像でした。
美しい自然の風景に、子供たちもくぎ付けでした。
濤沸湖の自然を維持するために農薬の使用量を抑えているなど、地域の農家に関係した内容もあり、感心している子もいました。
自生する野草、スゲにまつわるクイズに答えて、スゲをモチーフにしたキャラクターのバッジをいただきました。
その後、湿地センター敷地内から双眼鏡で野鳥の観察。
アオサギ、カワウなどの水鳥に加え、たくさんのセグロカモメが来ています。
対岸には小さく、タンチョウの姿も見ることができました。
最後に、湖岸の水や泥をすくって生き物探しをしました。
どこからすくっても、たくさんのエビの仲間や大きなモクズガニなどが入っています。
「生命のゆりかご」濤沸湖の自然の力に、子供たちの驚きの声が上がりました。
校外学習を終えて帰校し、一日の学習を終えてからも、バスを待ちながら鳥の名前を当てようとする子などが見られるなど、強く印象に残ったようです。
身近な自然の素晴らしさについて、確かめることのできる学習となりました。
これからの総合的な学習の時間で、学んだことをまとめていく予定です。