いつも綺麗な花で目を楽しませてくれる、白鳥台小学校自慢の花壇に、割りばしが立ち並んでいます。
用務員の山崎さんが冬を前に花壇を片付け、土起こしをしなおして、新たに植える目印を立ててくれているのです。
ここから先は子供たちの仕事。来年の春のため、チューリップの球根を植えていきます。
1年生は2年生の花壇に、2年生は3年生の花壇に……6年生は、来年の新1年生の花壇に。来年、綺麗に咲いたチューリップが見られるように、願いをこめて植えていきます。
穴を掘って、球根を置いて、やさしく土をかけていきます。
植えた球根は、雪の下でじっくりと冬を越し、春の訪れとともにまた芽を出します。きれいな花を見せてくれたあとは、また来年花を咲かせる球根が残ります。
そのつながりを感じながら、子供たちも来年の春を楽しみにしています。