今日は、地域の神社祭があります。お神輿やお相撲など楽しみにしている子どもがたくさんいて、朝の校内はなんだかウキウキした雰囲気でした。
今日は1時間の授業でしたが、朝学習と朝読書に1年生も取り組んでいます。
今日の朝学習の課題は、ひらがなの練習プリントです。
ひらがなの学習は6月ころに終えていますし、絵日記等の学習を重ねてきた1年生にとって、ひらがなを1文字ずつ書くという課題は簡単すぎるかもしれません。
しかし、期間をあけて再度取り組むには理由があります。
それは、今の自分と学習を始めたころの自分を比べさせたいからなのです。
プリントの表には、4月ころの字、裏には今の字。
取り組む中で、子どもたちは自然と今の自分を見比べています。
1枚終わらせるごとに、にこにこしてプリントを出しに来る1年生。
「前より、うまくなった気がする!」
「こんな字書いていたっけ?」と話す子もいました。
筆圧もしっかりとしてきましたし、結びやはらいもとっても上手になりました。
以前ならば、1枚のプリントの表を終わらせるのにかかっていた時間で、5枚ほどでできるようになりました。速さと集中力も身についています。
はなまるを付けながら、一人一人に良くなったところについて具体的に伝えていきます。
自分の成長や良さは、自分ではなかなか気づきにくいものです。
「見て!見て!!」と認められたい気持ち爆発期の1年生。「周囲の大人や友達から認められることで自分の成長に気づく」そんな側面を生かしつつ、前の自分と今の自分を比べることで自分の成長にも気づいていけたらなと思っています。
私は、実家に帰省して、昔の写真を引っ張りだしてきては、みんなでわいわい見るのが好きです。なんだか、そんな感覚でしょうか。
持ち帰った子どもたちのプリントも比べてみてください。そして、ぜひ良くなったところを子どもたちに伝えていただけたらなと思います。