6月22日に、防犯教室がありました。
当初は、学校内に不審者が侵入してきた時の逃げ方を練習する予定でした。
雨が降っていたので、体育館での学習に切り替えました。
先生として教えてくださったのは、網走警察署の方と、藻琴駐在所の方です。
警察署の方から
「知らない人に声をかけられたらどうしますか?」
「いかのおすしって知ってますか?」と、聞かれて子供たちは元気よく答えていました。
いか ~ 知らない人について
いかない
の ~ 知らない人の車に
のらない
お ~
おお声を出す
す ~
すぐ逃げる
し ~
しらせる です。
知らない人に声をかけられたり、急に腕をつかまれたりしたら、ビックリして動けなくなってしまうかもしれません。
でも、『いかのおすし』は対応の基本です。身につけて欲しいですね。
藻琴駐在所の方からは、防犯ブザーのお話しがありました。
ランドセルについている子、いつの間にかなくなってしまった子、持っているけれど、音が出なくなってしまった子、状況がいろいろ違っていました。
『お家の人と、点検をしておいてくださいね。』
そして、『普段、ブザーで遊んだりはしないこと。』約束できましたね。
最後に…
お家の人がいない時、知らない人から電話がかかってきました。『白鳥台小学校の6年生のお家の電話番号を教えてください。』と、聞かれたらどうしたらよいでしょう。
2人の先生が『不審者』と、『電話を受けた子ども』になり、子供たちに考えてもらいました。
『良かったことは?』『良くなかったことは?』『気をつけることは何だろう』
そして、実際に児童の代表も練習してみました。
白鳥台小学校の児童は徒歩で通学する子は少ないですが、どこかの町に出かけたときや、大きなショッピングセンターに行ったときなど、どこで、どんな人に出会うか解りません。他人事と思わず、みんな、真剣に考えてくれました。
道を聞かれたら教えてあげよう、困っている人がいたら助けてあげようとする優しい気持ちを持っている子供たちです。見知らぬ人が全て『不審者』と考えるのではなく、十分な注意をした上で、その優しい気持ちも育てていきたいですね。
今日の学習内容を、お家でも話し合ってもらえればと、思います。